スイスのレストランでのチップ情勢についてお話しよう。
チップは、それぞれの国でやり方が違うし、チップ習慣のない日本人にはさらに難しいことだろう。
スイスでは、チップはほとんど存在しないが、チップを断るレストランはもちろん存在しない。
スイスで一般な慣例は、小数点以下(セント・ラッペン)を切り上げすることだろう。
例えば、コーヒーが、一杯3フラン75セントだったとすると、4フラン支払う。
スイスの典型的なレストランでは、テーブルで支払いを済ませて店を出るようになっている。
ウエイターやウエイトレスは、おつりがきちんとだせるように、
全種類の紙幣や硬貨が入った大きな長財布を腰にまとっている。
スイスでもおつりは、引き算ではなく、足し算で返してくれる。
例えば、コーヒーに4フラン支払うといって、10フラン紙幣を出すと、
「5フラン」と言いながら1フランくれ、次に「10フラン」と言いながら5フラン硬貨をくれることだろう。
チップとしてセントを切り上げてあげれば、
スイスのウエーター・ウエイトレスたちの
計算を簡易にしてあげられることにもなる。
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