スイスの
年金システムは、基本的に「3つの柱」で構成されている。
1つ目は、
ドイツ語でHAVと呼ばれている
国民年金。
2つ目は、
企業年金。
3つ目は、個人が任意で納める
老後用の積み立て預金スイスの
雇い主は、会社員の給与から国民年金を天引きするようになっている。
企業年金は、あるところとないところとあるが、
企業年金の有無で3つ目の老後用積立預金の最高金額が決まる。
企業年金を納めている場合は、スイス中一律で年間7000スイスフラン弱を
個人で開設する年金用の口座に入金できる。
積立預金の最高額は、ほぼ毎年上昇している。
企業年金を納めていない場合は、年収の35%だったか、
または35,000スイスフランだったかを老後用積み立てとして預金することができる。
(パーセントや上限額は、ウル覚え。)
老後用積立預金は、普通の預金口座とは別扱いで、
税金が免除され、利子率もいい。
しかし、年金積み立てなので、引き出しは一定の年齢に達してからか、
自分の住む家やアパートの購入や改築資金など、限られた用途でないと使えない。
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