スイスにのみならず、会社勤めをしていて
給与の詳細情報は周知でないのが普通だ。
もちろん、会社によっては、ガイドラインが公表されていて、
自分の
給与が職種や勤務年数などに相応する額かどうかをチェックすることもできる。
スイスのお店で雇用契約書をもらったとき、
「試用期間後にお給料が上がるかも知れない」という話だったが、
【
スイスの勤務は3ヶ月の試用期間】
半年過ぎても時給の変化は無かった。
今年に入り、色々と規則が変わり、社員、パートにとっては、実質手取りが少なくなることになった。
それを考慮してか、パート社員の一律時給値上げが発表された。
一律に、いくら(金額かパーセント)上がるという通知を全員が受け取ったなら、
私は特に何とも思わなかったろう。
それがどうだ。
これから、「試用期間中は時給xxスイスフラン」、
「試用期間後は、時給xxスイスフラン」と明記してある。
ということは、すべてのパート社員が同じ時給をもらっているということだろう。
これには、びっくりした。
雇用主がパート社員の働きぶりを毎日目にしていないので、雇い主がパート社員の活躍を評価することはできない。
でも、正社員は必ずいるし、雇用主も正社員がどんな仕事をしているのかは、毎日見ていなくても連絡をしている過程で予想が付くだろう。
お店をまとめている正社員の意見がパート社員の時給を左右しているのかも知れないと
思っていたが、正社員は人事とは、全く関係ないようだ。
私のように、週1回出勤で、できの悪いパートにしてみれば、一律時給は恵まれている。
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