スイスで生活していると、3ヶ月や1年と
長期休暇をとる会社員が多くびっくりする。
スイスの
労働規定では、年4週間の有給休暇が保障されているが、
勤め先によっては、年6週間の有給休暇があったりもする。
有給休暇を全て消化しても、ここまで長期の休暇は取れない。
長期休暇には、無給休暇を取ることになる。
無給休暇規定は、会社によって違うのかもしれないが、私の知る限りでは、
・30日までの無給は、会社も社員用に支払う保険などに支障ない。
・無給休暇が30日を越えると、保険料を社員が払うことになる。
・無給休暇が30日を越えると、退職金積み立ても会社が払う分を社員が払うことになる。
30日以上の無給休暇を取ると、会社復帰後のお給料から、社員が支払うべき退職金積み立てが天引きされ、手取りはなくなるようだ。
無給休暇ではなく、退職して、1年間海外旅行に出かける人も少なくない。
一部の人は、同じ会社に再雇用されていたりもするが、
旅行中、気分的にも会社に束縛されず、開放されたいようだ。
もちろん、再雇用は保証されていないので、
再雇用が会社にとってメリットがなければ実現しないのだが。
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