スイスで仕事をしながら生活文化を学ぶスイス滞在生活ガイド

スイスで週に２時間程度お店で働いているが、
給与明細を見てみると、時給から、「病気保険」なるものが天引きされている。


スイスでは、病気と怪我（事故）はくっきり分かれていて保険も違う。

個人的な怪我の為に仕事を欠勤したことがあったが、
今年に入って、病気で欠勤することになった。


「店長」とは違うようだが、パートのスケジュールなどを仕切っている方に欠勤を伝えていた。


お店では、毎月一度、労働時間の締めがあり、タイムカードを見て
労働時間を記入し署名するようになっている。


パートの労働形態で、病欠の取り扱いがどうなのか知りたく、尋ねてみると、
「相当休まないと手当てなんてもらえないじゃないの？」という話。


その方は、もう１０年以上もその店を仕切ってらっしゃる。

どうやら、これまでパート社員が病欠で手当てをもらった事が無いようだ。

事故保険の時もそうだったが、


「スイスでの就業中のケガ・事故保険」

「スイスの労災保険事情」


どうやら、保険・保障の面でとやかく言ってくるのは、私だけのようだ。



「スイスのパート社員の病欠扱い」につづく・・・・

スイスの日本料理屋で仕事をさせてもらっているが、
1つの楽しみは、「まかない」だ。


もう10年以上海外生活をしていると、日本料理も食べなくても苦には思わない。

だが、食べれるのは大変喜ばしい。



それも、私ではなく、プロの料理人が毎回ある材料に合った食事を作ってくれる。


私の日常生活の中で、日本産ではないが、日本米が食べれるのは、まかないの時だけだ。



日本米もお店で買えるものの、他のお米に比べてとても割高なので、
ついつい私の食材からは遠のいている。



私にとって、白いお米と、沢庵や梅干だけでも贅沢な食事なのだ。


まかないが有料になることになった。


それもあって、手取りが実質減ったのだ。

【スイスの給与形態】



料金は一律で、食べても食べなくても出勤日から引かれることになった。

これは、レストラン業界では、あまり目面しいことではないだろう。

各社員が、「食べた」、「食べない」とクレームしていては、会計係はやってられない。


料金は、外の安いレストランの半額以下で、たくさん食べさせてもらっている
私としては、十分元は取れている。